爆竹まにあ

あれは僕が練馬に住んでいた頃だから僕が小学生の5年生までの話。

いや5年の頃は、もっと他の遊びに夢中になってたし、異性への関心も強くなってきてたから小学校の3年頃かと思われる。

爆竹が大好きだった。

小遣いの大半を爆竹購入に費やしていた。

今では、家の中に迷い込んできた虫さえ、なるべく殺さないのは当然として、ダメージも与えないようにしながら上手に外に逃がしてやるけど、当時は やっぱり、普通のクソガキなのでバッタやトンボの胴体に爆竹を結びつけて点火して放したりもした。

時々思い出すと後悔する。

拾った茶筒に点火した爆竹を投げ込んで、即座にフタをするとフタが飛び上がる!

とっても、エキサイティングだった。

爆竹を点火して、そのまま投げて空中で爆発させたいのだけど上手くできない。

児童の腕力じゃ、爆竹が爆発するまでに地面に落ちてしまうのだ。

何とかショッカーの怪人みたく破壊力のある武器が欲しいものだ。

そこで、考えた。

導火線を短く切ろうって。

で、爪の先で導火線を短くちぎって。

導火線は薄紙で極細に火薬を巻いてるのね。

火薬は、たしか鈍い銀ラメ、ガンメタって言う感じの色をした粉だった。

で、点火。

ブン投げ…

そしたら、切ったのが短すぎて 投げるモーションの途中 耳の横で爆発してしまった。

すると、どうだろう。

親指と人差し指で爆竹をはさんでいたわけだが、親指の腹が大きくパックリ割れてしまった!

耳はキーーーーーンって耳鳴りしてるし。

頭はクラクラするけど、落ち着いて指を横から押さえて止血して、そのまま家に帰る。

珍しく父ちゃんが家にいて「爆竹でやった」なんて言ったら殴られるから

「友達んちで工作してたらカッターで切っちゃったよ」ってウソこいて。

他はなぁ。

ウチの2つ隣のブロックに「カネボウ空き地」と地元民が呼んでる場所があって。

ある日、そこに納豆がダンボールごと1箱捨ててあった。

近くに八百屋は1軒しかないので、子供心に誰が捨てたかは察しがついた。

で、ダンボールを開けて、納豆を出してみたら ほんの少しカビてるのね。

同じ空き地に鋳物の鍋も落ちていたので ダンボールからカビた納豆を全部出して、鍋に入れて。

で、これまた拾った木の枝で大量の納豆をネリネリして。

はい。
そこで爆竹登場w

鍋の中の納豆に爆竹を挿して点火したんだ。

一瞬、クモの巣のようなカーテンが空中に現れる。

あんとき「これは芸術だっ!」って本当に思った。

今、思い返して そう言ってるんじゃなくって、芸術だって本当に思った。

手持ちの爆竹が無くなるまで何回も繰り返した。

そのクソガキが14~15年後には花火師、20年後には消防さんから毎年講義依頼される立場の人になっちゃったから人生わからないもんだ。

おぉ!かたじけないでござる。

7~8行の文章にするつもりだったんですが、長くなってしまった。

みなさん、忙しいのに

季節はずれで、くだらない話を読んでくれて、ありがとうございました。

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