むぎばたけ

小麦まさに今が「風薫る」時期。
ただ木陰に腰掛けて過ごすのも、よろしい。
稲は、まだ田植えが済んで1ヶ月くらいですけど
麦は既に立派に育って
青麦から輝く黄金に向けて
色が変わり始めました。

大雑把な数字で日本の小麦の消費量は年間1人あたり約32kgだそうです。
で、年間1人あたりの消費量は米(60kgくらい)のおよそ半分ですが、
自給率を見ると米が100%なのに対して、小麦はわずか約14%です。
5分の1にもならないというワケです。

足りない分は海外から買ってくるんですけど
ところが安価な輸入品で国内の産業が被害を受ける場合があるので
モノによっては輸入する時点で税金をかけて
国内で販売される時の価格が上がるようにして
市場を調整しています。
これが関税というやつで
輸出する側は、輸入してくれる国の関税を下げてもらった方が売り易いですよね。
「TPPがどうのこうの」とか聞いたことあるでしょうけど
あれのキモになってる部分です。

で、話を小麦に戻しまして。
関税で儲かったお金の行き先は
小麦関係の補助金などに使われているそうです。

つまり、自給率が低くて困ってる。
「憎き海外の安い小麦が・・・」と言ったところで
その輸入小麦のお陰で産業が成り立っているという裏事情もございます。

あと、単純に生産や輸入の数字だけでなく「小麦の質」とかもあるんですけどね。
小麦って、そのまま食べるより何か製品にするじゃないですか。
パンとか麺とか。
その用途によっては向き不向きもあるもんですから
まぁ、これ書くと長くなっちゃうから別の機会にしますけど。

とか考えて
5月の風に吹かれながら
麦畑を見ていると
情緒もどこかに飛んでいってしまってる(泣
美しいものを観ている時は
ただただ美しさに心を任せたいものです。

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