味噌ステーキ
ブログというものを
「半自動ホームページ更新装置」とするなら
まだ世の中にブログが無かった頃
こうやって記事を書いて1ページ作ってサーバにアップしたら
今度は別のタイトルばかりを並べたページに
先ほど作ったページのタイトルとURLを貼り付けて
GIFアニメで「更新!」とか点滅する画像も
新しい記事のタイトルに添えてサーバにアップしてました。
で、その頃 僕は基本的に
今と同じように身の周りの事を書いてたんですけど
今とはひとつだけ大きな違いがありまして。
当時は料理ネタといっても作る方ですけど
そんなのが多かったかと記憶しています。
なぜ途中から「やらなくなった」かというと
自分には「盛り付けという概念」が欠落している事に気付いたからですw
皆さん、本当にお上手で。
さて、そういうワケで前置きが長かったですけど
たまには、やってみます。
ヂャスコでタスマニアビーフなるものがずいぶん前から売ってたんですけど
基本的に「生鮮はダメ」って。
高くてイマイチって思ってたので無視してましてね。
ところが、仕事が長引いて夕飯の支度が遅くなっちゃった日
その何とかビーフに大好きな半額シールが貼ってあったものですから
たまには息子にステーキでも焼いたろかと。
はい。そういうわけで僕風の味噌ステーキ。
牛は食べる数時間前から冷蔵庫外に放置して室温に戻します。
脂肪を切り取って分離した後、写真の緑部分のスジ切りをします。
味噌を塗りたくります。
味噌は母ちゃんが道楽で作っているものです。
切り取った脂肪はフライパンに入れておきます。
味噌を塗りたくった肉をビニール袋に入れ
「みりん」を50mlとか100mlとか、肉に塗った味噌をぎりぎり溶けるくらい注いで
あとは袋の外からモミモミ。
で15分くらい放置しておいて。
先ほど脂肪をいれたフライパンにフタをして、弱火でじっくり熱して脂を溶かします。
脂肪の下に液体になった脂がたまってきますので
その脂でカタマリの脂を焼くのがコツです。
その間に、流しに布巾を畳んで置いて、水をたらして
じゅうぶん湿らせておきます。
で、火を強めて肉投入。
フタします。
鉄のフライパンだと、うんと空焼きしてやりたいですけどテフロンだと程ほどに。
肉の厚さにもよりますが、ここの工程は目安として軽く焦げ目ができる程度。
で、ターンさせて、肉を漬けてた汁とか袋を箸でしごいて肉の上にかけたら手早くフタ。
最初の面を焼いた半分くらいの時間。
くれぐれも「焼き目をつける程度の工程」と認識しといてください。
で、流しに用意してた塗れた布巾にフライパンを置きますと
「じゅ~っ」って煙が出て
ここで、しばらく放置。
もちろんフタしたまま。
ここが重要。本当の加熱工程はここの部分です。
肉の中心部まで温まるようにします。
で、手早くまな板の上でカットして
フライパンに戻して、そのまま食卓の鍋敷きに置いたら出来上がり。
だって皿だと冷めるもん。
牛の脂が冷めて固まったの嫌いです。
というわけで最後のほうははしょったが
長々すみません。
たまには、やるのよ。
ディスカッション
コメント一覧
ステーキを柔らかく焼くコツをテレビで見たことがあります。
普通、熱したフライパンに入れて、ジユッってしますよね。
でも違ったんです!
温めてないフライパンにお肉を入れて焼くんです。
見てて、目から鱗…
固くなったり、焦げたりしないんです。
ステーキ作らないからまだ試したことはありません。
是非、試してみてください♪
凄い!!網さん本格的じゃないですか。
火の入れ方とか筋切りも・・
味噌もお母様の手作りで美味しいのでしょうね。
なつかしいヂャスコって(笑)
昔、家の近くにありましたが・・・
すごい手間隙かけてますね(*`ロ´ノ)ノ
私はいつも、お肉を常温→叩く&筋きり→フライパンでガーリックスライスを焼く→肉に塩コショウして焼く で終わりですよ(^_^;)
味噌つけて焼くと焦げちゃうんじゃないかと思いましたが、流石綱さん!!
濡れ布巾作戦ですか~お見それしました☆
こんにちは~
えへへ。chachaさんに褒めて頂けるとは恐縮です。
数少ない得意料理で
ステーキを焼くのと麺を茹でるのは絶対他の人に任せないんですけど
悲しいかな、今はもう肉なんて夕飯で食べたら翌日まで胃もたれしますし
麺なら300g食べると血糖値が上がりすぎて夕方まで昏睡状態です。
というわけでブログ記事とはうらはらに
先ほどは蓮根と大根と鶏の煮物でお昼ご飯。
今や日本を席巻する勢いのヂャスコ。
昔は「冴えない田舎スーパー」だったんですねどねぇw
伊勢神宮に次ぐ三重県の特産物ヂャスコを今後とも宜しくお願いします。
(発祥のこちらでは古くからあるが故、誰もイオンと言わないw)
いつもいつも ありがとうございます。
こんにちは~
いやいや(*ノ∀・`照)ゞ
ウチのは、ぷー♪さんの「叩く」行程が抜けてますわ~
肉を叩くのはミラノ風カツを作る時くらいでしょうか。
って言いつつ20年くらい作ってませんけど~w
自分は食べたくないけど
子供に教える意味でまた作らないといけませんね。
そうなんですよ~。
濡れ布巾を使うようにしてからステーキを上手く焼けるようになりました。
肉って、その時によって大きさ厚さが異なるじゃないですか。
薄めの肉の時は濡れ布巾に更に流水が当たるようにしてフライパンの余熱を調整してやります。
あと、味噌は砂糖を入れたらアウトでしょうけど少しの味醂なら大丈夫です。
いつもいつも ありがとうございます。
もう、尊敬しかありません
フォークで適当に刺して、筋きり完了
あとはただ適当に焼くだけの私です。
お肉に恨まれます
(_´Д`)ノ~~
こんにちは~
「是非、試してみてください」ってこらーーーw
あたしゃモルモットですかい。
ん~、自分が思うステーキの味のうちには「軽いコゲ」も入ってるので
微妙な感じはするものの、せっかく教えてくれたので試してみます。
その焼き方は牛より鶏の方が合うような感じがしますね。
目から鱗といえば
コンタクトレンズ!じゃなくって・・・
すっかり魚の鱗取りもご無沙汰ですね。
あれって意外と遠くまで飛ぶのでウチでも鱗取りは
外に出て駐車場か(水道がある)畑でやります。
いつもいつも ありがとうございます。
こんにちは~
ももさん、表に出してないだけで料理得意そうですよ。
特にお菓子系が得意そうに感じるのは日頃の人徳ですかねw
でですね、これがまたですね~
僕が異常な執念を燃やすのは「焼き」と麺なら「茹で」の工程だけで
他は手を抜きまくって・・・というか
そもそも調理技術がありませんw
で、オマケに盛りつけできないでしょ。
鍋から直接食べるでしょ~
まるで原始人ですよ~
ご存じとは思いますが肉(あくまで、そちら方面で言う肉)と卵は室温に戻してから
料理すると、加熱関係の失敗は高確率で回避できますね。
いつもいつも ありがとうございます。