早く寝たら3時に起きましたw
そういうわけで父ちゃんの喜寿の祝いを
僕が時々お世話になってる某料理屋さんで開催しました。
ちょっと前に変なフランス人と友達になったきっかけの店です。
せっかくですので、こっちの料理屋さんが
会席だとどんなもん出してくれるかご覧になってください。
先付け なんか春っぽいもの、いろいろ。
最初はシラフだし、各方面に気を遣ってて味わうどころじゃないので、何が何だかw
そういえば
去年、鳥羽の奥地で伊勢エビ漁師さんたちと飲んだときに
「伊勢エビは絶対に花を咲かせたらあかん!」って力説してたんですけど。
どういう事かというと、伊勢エビを生で食べるときに
刺身にした後で氷水にさらすと身が水を吸って花が開くみたいになるので
伊勢エビの刺身は花を咲かせるのが定説なんですが
食べ慣れてる漁師さんから言わせると、それをやると味が抜けて台無しになってしまうと。
もちろん、ここではご覧のとおり。味優先で造ってくれました。
手前の尻尾に載ってるのは生のミソ。奥の小鉢に入っているオレンジ色の物体は卵です。
煮物。写真では見ないんですけど下に敷かれてたホウレンソウの炊き方が
これ以上は無いってくらい見事でした。
鯛の桜蒸し。道明寺粉で甘くない桜餅っぽいものと青豆のすり流しと鯛を蒸したものです。
いちいち聞かなかったけど、たぶん松阪肉のステーキ。ミディアムです。
写真だと大きさがイマイチわからないんですけど
ギリギリひとくち大で、頬張ったときのボリューム感に感心しました。
素材や調理の技巧がよいのは当たり前として、そういう配慮が見事だなと。
刺身で出てきた伊勢エビの頭を味噌汁に仕立ててくれるんですよ。
ご飯が、タイミング的に たぶん私ら専用に炊いてくれたものと思われます。
よく料理屋さんで、いろいろ満足だけどご飯で残念な思いをすることありますもんね。
ありがたい。
というわけで今回は珍しく僕のブログで華がある感じだw
もう1品、途中で寿司、巻物2つと握り1貫出たんですけど撮り忘れてすみません。
主役の父ちゃんはじめ、皆さん大満足で幹事の役目を無事果たせました。
長くなるから詳細は書きませんけど
開催時になってから、こちらの落ち度で
「え?今頃それ言う?」みたいな無理が2つ発生したんですけど、
お店側で可能な限り最善の対応をしてくれて、とてもありがたかったです。
また、せっかくの会がお店選びで台無しになる事は珍しくありませんが
洗練されたよい店というものは、そういうリスク担保もあるのかなと。
いやもちろん料理そのものも。
今回、孫組の出席はウチの1号2号、甥2号、姪2号だったんですけど、
若い人にはなかなか行けないような店で
よい経験・勉強になったと思います。
最後にみんなで記念撮影して
「はいっ次は父ちゃん1人で遺影用に~」とか。
僕は全然洗練されてない。
仲のよさと健康は何にも勝る財産だな・・・って
今日ほど感じたことはありませんでした。