ゆっくりしてっておくれ

縄文人のプラッチック

陶磁器のなかでも白くて薄いやつあるじゃないですか。
ボーンチャイナっていうの。
あれはあれとして、チャイナってのは支那の国だけでなく
かつて16世紀の大航海時代あたり支那からガンガン輸出されていた陶磁器のことをヨーロッパで総称的にさす場合があるそうですね。

では問題ですw
同じくヨーロッパ(の英語圏)でジャパンという名称は日本国以外に、ある工芸品をさしました。
さて、何でしょう?

はい。漆(うるし)ですね。

ま、厳密に言うと英語の場合China=支那、china=陶磁器、Japan=日本国、japan=漆工芸品と単語の先頭を小文字で表現するんですけど。

それはそうとして、日本の国名を背負った漆工芸品。

こいつも僕が大好きな「猫まんま」とかと同じく
若い頃は、その価値があんまり理解できないけど
歳をとって美しいものに目が肥えてくると何とも表現できないよさに気づきますよね。

ところでね
漆工芸品はjapanって言いましたけど、漆そのものは英語で何ていうか知ってます?
ラッカー(lacquer)って知った時はズッこけました。
よくコンクリの壁面にヤンキーが夜露死苦とか描いてる(いつの時代や)
あのスプレーをラッカースプレーって言いますよね。
いきなり安っぽくなる。

それはともかく、世界最古の利用例は日本からで
その日本の遺跡からの出土品だと紀元前7000年頃、
つまり今から9000年前の出土例があるそうですけど
「どんだけ耐久性あんねん!」って感じですよね。
まぁ漆って考えると「そんなもんか~」みたいな部分もありますが
漆ってさ、早朝 ウルシの木に傷を付けて出てきた汁で作りますよね。
樹脂
そう、天然プラッチックなわけですよね。
って考えると「縄文人が既にプラッチックを使ってた」という言い方もできるわけで。

そうそう、その すっげー耐久性がある漆工芸品だけど
紫外線にだけは弱いらしいから
もしもいいのを持ってたら、そこだけ気をつけて大事にしてやって下さい。

この記事を書いた人
コメント (2)
  1. もも より:

    今日から私、漆にうるさい人になれそうです
    ありがとうございます

    9000年……想像を越えた時ですね~

  2. より:

    こんばんは~

    そそ、たまたま中学生の頃に釣り竿、高校生以来楽器を作る趣味があったので
    そういう塗料にも当たり前に馴染んでいたんですけど
    当たり前すぎてネタにするの忘れてたんですよ。
    灯台下、何とやら・・・みたいな。
    で、先日「縄文人、樹脂 普通に使ってたやん。塗料とか接着剤で。」とか気付きまして
    9000年の重みを感じました。

    ももさんは工芸品全般に造詣がありそう・・・
    というかセンスがいいから、そういうの得意そうなイメージです。

    いつもいつも ありがとうございます。

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