大根の武者

昨晩、スーパーで買ってきた刺身のツマ
(と一般的に呼ばれているが正確にはケンと云うらしい)
を食べながら思い出してたんですけど

徒然草 第六十八段に「大根の話」がございまして。

この道の大家、吾妻利秋さんの現代語訳を引用させてもらいますと

九州に、何とかと言う兵隊の元締めがいた。
彼は、「大根を万病の薬である」と信じて疑わず、毎朝二本ずつ焼いて食べることを長年の習慣にしてきた。

ある日、警備の留守を見計らうように敵が館を襲撃し、彼を包囲してしまった。
すると、どうしたことか、見知らぬ兵隊が二人現れて、捨て身の体勢で戦い、敵を撃退してくれた。
とても不思議に思って「お見かけしないお顔ですが、このように戦って頂きまして、一体どちらさんですか?」と尋ねると「あなたがいつも信じて疑わず毎朝、食べていた大根でございます」とだけ答えて去っていった。

どんなことでも深く信じてさえいれば、こんなラッキーなことがあるのかも知れない。

というストーリーなんですけど。
確かに現代の栄養学からして
毎朝大根2本を食べるってのはとっても健康によいでしょうね~
きっと当時の大根は今の一般的なサイズより小ぶりだったのかな。

ガイジンからすると「何で食べられて感謝されんねん?」って思うかも知れませんけど
日本人だと信教の差に依らず、現代の感覚でも
何となく理解できてしまいますよね。

さて、誰にも「毎日これでいい!」という
お気に入りの食べ物があるかと。

僕は卵ご飯か猫まんま。
何を食べてても、ご飯を最後にちょっと茶碗の底に残して
おもむろに卵を割り入れます。

さて、ここまで書いて察しがついたかと思いますけど
僕がピンチになった時
現れることになってる兵隊さんは「卵ご飯の精」

うわっ、弱そうw

「日頃のご愛顧、感謝しております」とか頭を下げられたり。

やめろっ。触るなっ。ヌルヌルするっ!みたいな。

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