ハマグリもらったよ
昨晩は夕飯を終えて、ちょっと背骨を伸ばそうって横になったら
知らぬうち朝まで寝てしまったです。
なんで背骨を伸ばしたくなったかって?
7時間くらい運転してたからですわ。
昨日は名古屋の手前の桑名まで仕事しに行きまして。
ウチから片道100キロくらい。
しかも混むから3時間半かかる。
で、仕事そのものは30分かからんw
佃煮屋さんと鉄工所2軒に寄ったのですけど
佃煮屋さんからハマグリをどっさり頂きました。
僕の仕事は全然儲からないけど、
お客さんからの逆接待とか、もらい物が多いですw
ハマグリは通貨?
三重県はまだ貨幣経済になってないワケではない。
え?僕の人柄?
うん。そんな気もしてたw
夕飯を食べたら憑かれたように横になって
おまけに昨晩は寒かったから布団かけたらアウト。
夢の国へまっしぐら。
日付が変わる前後、三男が帰ってくるので電気を消してくれた模様。
朝4時頃(最近、生活態度がよろしいので 朝が早い)
「しまった!ブログコメントのお返事!」って飛び起きて。
付け足し言葉は江戸カルチャー?
江戸時代の流行語「その手は桑名の焼きハマグリ」の桑名。
こういうの、名称がちゃんと存在してて
「付け足し言葉」って言うそうですね。
- 驚き 桃の木 山椒の木 (おどろき もものき さんしょのき)
- あたりき 車力よ 車引き (あたりき しゃりきよ くるまひき)
- おっと合点 承知之助 (おっとがってん しょうちのすけ)
- そうで有馬の 水天宮 (そうでありまの すいてんぐう)
- その手は桑名の 焼蛤 (そのてはくわなの やきはまぐり)
- とんだ所へ 北村大膳 (とんだところへ きたむらだいぜん)
- とんだ目に 太田道灌 (とんだめに おおたどうかん)
- びっくり下谷の 広徳寺 (びっくりしたやの こうとくじ)
- 嘘を築地の 御門跡 (うそをつきじの ごもんせき)
- 何がなんきん 唐茄子かぼちゃ (なにがなんきん とうなすかぼちゃ)
- 何か用か 九日十日 (なにかようか ここのかとうか)
- 何だ神田の 大明神 (なんだかんだの だいみょうじん)
- 会いに北野の 天満宮 (あいにきたのの てんまんぐう)
- 蟻が鯛なら 芋虫や鯨 (ありがたいなら いもむしゃくじら)
- 恐れ入谷の 鬼子母人 (おそれいりやの きしぼじん)
- 腹が空いて 北山時雨 (はらがすいて きたやましぐれ)
みたいな。
調べると、他にもいろいろありますね。
伊勢の国ローカルフード
ちなみに、こちら伊勢の国で おむすびといえば、しぐれのおむすび。
貝の佃煮なんですけどね。
ハマグリ、アサリ、シジミなんかを生姜と醤油、みりんで炊いたの。
それのことを、こちらでは「しぐれ」って言います。
朝、おむすびの具に入れて学校とか会社に行って
お昼頃には、具の周囲のご飯に味が移って(染みて)。
反対に、しぐれも柔らかさを取り戻して、
カッチカチの塩辛いのが
丁度よい具合に貝の煮物に戻ってると。
全く僕個人の思い出だと
子供の頃に川に泳ぎに行くのに婆ちゃんが持たせてくれた味です。
爺ちゃんは、よく しぐれのお茶漬けを食べてました。
江戸の佃煮に比べて全然たいした事ないんですけど
まぁ、数少ない名産品ってか
時代は伊勢の国から三重県になって
それでも、ずっと支持されて今も残ってるものです。