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今朝のご飯は”くき丼”

紅いやつを僕らは”くき”と呼ぶのです。

尾鷲ソウルフードの穴場がある

それはそうと先週は昼食に3日連続で道の駅の食堂で”くき漬定食”を食べました。

なお、これだけゴージャスで税込み650円だよ。

同等のサンマの干物だけでもヂャスコで1尾200円近くするからね。

”外食は仕入れ値の3倍法則”からすると干物だけで600円のはずなのにね。

観光客向けボッタクリ価格じゃなくって地元向けプライス!

同じ写真のコラージュじゃなくって3枚とも先週の別の日に撮ったものだよ。

クキ漬けとは?

くき漬定食の”くき漬け”とはサトイモの茎を何かしてから梅酢で漬けたものです。

と子供の頃に教えられた知識をずっと持っておりましたが
正確には

サトイモの一種ヤツガシラのクキを塩と赤ジソでつけたものです。

だそうです。

県のサイトの郷土料理コーナーに書いてありました。

 

そうなんですわ。郷土料理。

料理とは言えないか。

僕が産まれた紀伊方面では干物とセットでソウルフードという感じなのです。

くき漬けの思い出

子供の頃はね
叔父らがお昼に毎食これを食べててイヤだったな。

テーブルの上に、あの超小型の蚊帳みたいなやつを被せてあって
いつもその中にくき漬けを刻んだのと生節を削ったやつが置いてあるの。

あぁ、生節っていうのはカツヲ節の半完成品ね。

柔らかいから包丁で削いで食べるのよ。

あれもボソボソしてて苦手だったな。

それが年月の経過とともに
気付いたら「くき漬け食べてぇ~」って自分が変化していました。

 

海辺の小さな村。

これは母ちゃんの実家。

いちばん奥の小さな離れが婆ちゃんの漬物小屋。

2間続きで奥の部屋は貯蔵部屋。

手前の部屋で漬け込み作業をしていたよ。

 

もう婆ちゃんは、とっくに居ないけど当時は沢山の甕や樽が並んでいて
梅干し、くき漬け、沢庵。

特有の発酵臭が漂っていて婆ちゃんの姿とともに今でも鮮明に思い出します。

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