毎日まだクソ暑いけど、いつの間にか日が短くなってきましたね。
花火と僕
今年はまだ花火ネタを書いていなかったから、ちょっと書いちゃおうかな。
毎日「アレ食った」「うまかった」じゃ飽きるもんね。
花火師の夏休み

今は知らんですけど僕が花火師だった頃は
6月から過酷な毎日を過ごして、
盆すぎの16日からようやく休みを取れます。
盆すぎも散発的に現場仕事はあるけど一応そこで「今年も終わった」感があります。
まぁ、僕の場合はお店と兼業だったから盆が過ぎてもアレでしたけど(泣
真夏に過酷の極み
とにかく朝から鉄製のクソ重い筒や

茶箱っていう木製でブリキの内張をしてる
いかにも静岡チックな箱にギッシリ詰まった玉を積み込むでしょ。

玉なんか打ち揚げるから軽いようなイメージあるけど
原料の大半は紙と火薬と金属粉だからね。
茶箱、重いよ~。

で、現場に行ったら土方仕事よ。
大きなハンマーで地面に鉄杭を打って、重い鉄製の筒を縛り付けて。
保安距離の関係で現場には基本的に日陰なんか無いからね。
おまけに「開始時間までに間に合わない!」って
昼ご飯抜き、夕飯抜きも珍しくなかったわ。
花火師になって意外だったこと
よく他人から聞かれること「危険手当でうんと稼げるでしょ?」

そんなもん、ねーわ!
危険手当など1円たりとも給与明細に書いてねーわ。
じゃ、もともと給料が高い?
自分、短大卒で基本給が13万円くらいだったかな。
同級生らに訊いても高い金額じゃなかったわ。
じゃボーナスで還元?
初のボーナスは8万円だったかな。
6万円だったかも。
あまりのショックに覚えてないわ。
「あんだけ働いて8万円」って悲しくなったから、
もらったその日の帰りに静岡の街に寄って
当時の彼女(嫁1号)と全部使ってやったわ。
学生だった頃は引っ越し屋さんで
春のシーズンだと月に40万円以上稼いでたから
「疲労度に対する報酬」ってあるじゃん。
思いっきり落胆したわ。
あ、もう7時過ぎたわ。
今日は、この辺にしときます。
ご清聴ありがとうございます。
ありがとうございました
今日も寄ってくれて、読んでくれてありがとうございました。
今朝は弟たちの主力部隊が帰っちゃうから
ご飯食べて奥さんを起こしたら見送りに行ってきます。
それでは、あなたに今日も何かよい事がありますように。