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シーチキン

昔、「ちびまるこちゃん」の作者の「さくらももこ」さんのエッセイで
「静岡県民の朝食のおかずはシーチキンである」みたいなくだりを読んで笑ったことがあった。

まぁ、確かに「シーチキン」か「釜揚げしらす」または「前の日の刺身の残りのヅケ」だわ。

余談ですけど「さくらももこ」さんは彼女は僕の妹が高校1年だった時に同じ高校の3年だったんですけど
「だからどうしたの?」といった感じでみっともない。
大変申し訳ないです。

まぁ、そういうわけでシーチキンのことを考えながらひとりで朝食を食べてまして。

どこの親も「歩く生ごみ処理機」みたいなもんです。
おかずは前の日の息子らが食べてた残り。
鶏のササミを茹でたのをゴマドレッシングで和えたの。
いわゆる「リアルチキン」を食べながらfakeである「シーチキン」の事を考えていたわけです。

僕が物心ついた頃、台所で何かしている母ちゃんに「なんでシーチキンっていうの?」って聞いたら
「海にいる鶏みたいなもんだからよ」だって。

当時の鶏の値段は知らないけど、きっとその頃の日本は
「魚は余ってるけど肉は贅沢品」だったのかね。

ま、「鶏は肉じゃねぇだろ」って関西人のツッコミは勘弁していただいて。

そして今や、ふと思えば価値は逆転しいて。
鶏ササミよりかビンナガマグロのほうが値段が全然高い。

かといって、鶏肉を何かの缶詰にして「岡マグロ」とか言う製品は、まだ出てこないけど。
それでも、世の中の移ろいを「いと、あはれ」に感じながら
もぐもぐと作業のように咀嚼を続けておりました。

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