何とか目ん玉の出血もひいてきて。
前は3割くらい見えなかったのが今は大きな虫が3匹くらいになったw
手術も終えて、それなりに何とかなってきました。
というわけで今日は
目ん玉が飛び出るくらい高価なアワビのお話デス。
神宮あわびファクトリー
さて、僕らは散歩とドライブも兼ねて
頻繁に浜乞食(ビーチコーミング)に勤しんでおります。

この日は伊勢神宮御料鰒調製所(いせじんぐうごりょうあわびちょうせいしょ)という
神宮に納めるアワビ加工品を作ってる場所がある岬に向かったのね。
あくまで偶然に行ったんだよ。
神宮は神様の食事用に、お米、野菜、塩の他に
鯛の干物とか今回のアワビを直轄領で作らせて納品してっもらってるんだよ。
神様から「ここのアワビだけ」って指定されてて
2000年以上も続いてる伝統行事だよ。
倭姫さんの大冒険に端を発する
その昔な、それまで宮廷で祀ってた神さんに「専用の居場所を作ってあげよう」ってなったそうだ。
で、時の天皇の娘さんの倭姫(やまとひめ)さんにお願いして倭姫さんのアドベンチャーが始まるよ。
神宮建設好適地を探して徒歩で各地を渡り歩くよ。
なお、倭姫さんって実在の人物だからね。
ヤマトタケル(この人の実在性は意見が分かれる)の叔母さんだそうだ。
で、ウチの近所が気に入って神宮を建てちゃったもんで
2000年後にウチが観光公害で苦しむというわけ。
何でココだけのアワビ?
ま、それは置いといて
その倭姫さんがある時、志摩でボートに乗って沿岸巡りをしていたら
海女さんがアワビを獲ってて「おひとついかが?」って倭姫さんに差し出したのよ。
それをボートの上で丸かじりした倭姫さんが
「これは大変おいしい!」
「これ毎年 神宮に納めてもらっていいかな?」って言ったのが起源だとか。
まさかの絶賛制作中
というわけで神宮直轄のアワビ加工所がある岬に近づいたのよ。
車は置いて徒歩で。
そしたら何か普段と比べて軽トラや原チャリが沢山とまっててさ。
「もしや今日は作ってる日?」って思ったら当たってた!
見学はさせてくれるけど作業している中は撮影禁止だから
中の写真とか製造中/完成品の写真は無いよ。
大量のアワビの代金は?
1回に使用されるアワビは200キロ。すげぇw
種類や産地に依るけど1キロ9000円と仮定して…180万円www
おそらく産地はここ国崎(くざき)産の物だけだと思うけど、その代金はどうなってるのかね?
今後の見通しも含めて労務費は?
実は僕、10年くらい前にも偶然居合わせた事があったけど
その時、アワビをクリクリ剥いてるのは年寄ばかりだった。
けど今回は3~50代の人らもたくさん居たよ。
平成までは、おそらく彼らはボランティア参加だったと推測しますけど
今後、こういう神事がらみの行事に日当は出るのか?
僕は人間性がアレだから、すぐにそういう事ばっかり考えちゃうw
興味あったら町内会のホームページはいかが? :
伊勢神宮献上!熨斗あわびの里 伊勢神宮御料鰒調製所
6月のランチ

というわけで6月のお料理。
毎月の上旬、
月替わりで母ちゃんと奥さんと3人で賞味しに行くのが恒例化しております。
ささやかな楽しみです。
それでは皆さん、ごきげんよう