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華やかの舞台裏

昨日は朝イチで鳥羽のお客さんから救援要請が来たから
泳ぐ支度をして、行ってきたよ。

Windowsアップデートがらみの障害をチャチャッと直して
いつもどおり「パソコン屋じゃないんですけど」とイヤミ言って
それから志摩の海に行ってきました。

だけど海は波が高くて危なかったから沖へは出ず
おとなしく貝とかイソギンチャクを撮ってました。

花火大会

週末、市の というか神宮奉納花火大会が開催されました。
2時間ほど発射音、破裂音、燃焼音が響き続けるなか
僕は居間でひとり飲んでいました。

今年は特に思うことが多くて…

まずセッティングの回想

凄く話を”はしょる”んだけど
花火のセッティング。

これは制服とヘルメット。

その法令上の規則により日陰など無い

花火ってのは法令で定められた保安距離というものがあって
薬量なんかで分類されてて
建築物からの距離が定められているのね。
つまり、現場は原則 日影が無いというわけ。

昭和の花火筒は鉄製だったんだよ

朝からスタートして過酷な炎天下で
花火の筒を固定する鉄の杭を大ハンマーで地面に打ったり
当時の筒は肉厚の鉄製だったから重くてね。

鉄を炎天下に放置するとどうなる?

しかも陽光に曝されて熱い!
「わぢゃぢゃっ!」って、素手では触れない熱さ。
だから軍手を買いに行ってもらったり
(そういう役は、決して任せてもらえないのよ)

安倍川餅で有名な安倍川の河川敷が現場だった時は
あまりの暑さで頭がヤられたのか
作業中に川に飛び込んじゃった人いたし。

自分を変えようと決意した

というわけで入社して最初の年に「現場作業員ではいかん」と思いまして
ちょうど”まだ何を売るかも決まってない大型店舗”に転勤になったので
そこはそこで、本社が面倒がってる小規模現場を独自に任されててね。

花火そのものだけでなく
意地悪な役人との対応、各種法令(火薬類取締法だけではない)の勉強などを経て現場監督になったわけですけど
過酷な肉体労働から解放されたと思いきや
それはそれで、大会中の火の粉が燻ってないかとか
消火したものが再度燃えてないか気になって
夜中に懐中電灯を持って現場に戻った事も何度かありました。

身体は楽になっても精神的なものがねぇ。

ラクしようと努力した結果、すべて裏目に

あとね、20代後半になると気付いてくるんですけど
「ほら!筒 運べ!」じゃスタッフはついてこないんですよ。

嫌なこと面倒なことは自分が率先してやらないと人はついてこない。

結果、僕は監督の心労に加えて
最も重い筒とかの運搬+最も危険な仕事など
超絶ブラック化!

「でも好きで選んだんでしょ?」って?

なわけ無い。断じて無い。

いつか書いたけど
学生の時の就職合同説明会で”いいの”が無かったから
話のタネに”変な業種”のブースに寄ってみたのですが、それが間違いの始まりでしたわ。

だから元々花火なんて全然好きでもないし関心も無い。

とか、終わらないから この辺で。

今日は泳ぎに行くの、どうしようかな…

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