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マンゴス珍

この前、近くのヂャスコでマンゴスチンが売ってたから買ってきたよ。
久しぶりにお目にかかれたよ。
マンゴスチン大好き。

むかしむかし。まだ昭和だった頃
僕が花火会社に新卒で就職して、その後すぐ5月の終わりくらいにマレーシアに出張がありましてね。
そこでマンゴスチンの味を覚えてきました。

最初は接待で連れて行ってもらったナイトクラブか何かそんなところで。

ランブータン(うまい)やら
スターアップル(まずい)やらと一緒に盛り合わせで出てきて
なかでもマンゴスチンが圧倒的に美味しかったから
後日またマーケットに買いに行ったよ。

露店の店先にぶら下がってるの。

87年のクアラルンプール中心地は、
まだ空がうんと広くて
緑と工事現場だらけだったよ。
マーケットまで連れて行ってくれた現地ヤオハンの幹部の人から「皮の紫色の汁は絶対に服につけないで下さい」って注意を受けたよ。
落ちないんだってさ。
22金の結婚指輪も自由時間に自分で探して買ってきたよ。
なぜか、今はウチにあるけどw
目次

おまけ

これ、最近知ったですけど結構、変な植物だそうです。
  • マンゴスチンは雌雄異株である。
  • それなのにいまだかつて雄株が見つかったことがない。
  • 雌株は受精をせずにクローンの種子をつくる(アポミクシス)。
  • イモ(地下茎)みたいに、通常の種子にある内部構造が無い。
  • どんな向きにうめても一番上になってる部分から発芽する。
  • 根毛をつくらず、養分吸収には共生菌(菌根菌)の助けをえている。
  • 最低でも最初の半年間は、ほぼ種子に蓄えられた養分のみで生長する。
  • そのため種子の大きさは初期の発育具合に直結する。
  • 最初の2年を日陰で、その後は日なたで育てると、最短で6年で結実する。
  • 3年目以降も日陰で育てると何十年たっても結実しないことも。
  • マンゴスチンは、染色体が倍化したGarcinia属の2種が交雑して生まれた可能性がある。
  • 有性生殖をしないので遺伝的多様性はほとんどないと思われていたが、実際にはそうでもないことが最近判明。
  • だとすると染色体の倍化&交雑という珍しい出来事が何度も起きていた可能性がある。
変なの、大好き。
というわけで変な人の変な果物の話でした。
さて、寝るか。

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